ボードゲームレビュー
フンギ



プレイ人数:2人専用
プレイ時間:30分
デザイナー:Brent Povis

森からきのこを採って調理し、ポイントを競います。
きのこの集め方がちょっと変わっていて、山札から8枚のカードをめくって横一列に並べます。
そのどちらか一方の端に山札を置き、そこが森の一番奥、そして逆の端が森の入り口。
プレイヤーは森の入り口からどんどんカードを処理し、森の奥へ入っていきます。
実際には、入り口側からカードが無くなって行き、空いたスペースは奥のカードが入り口の方へ詰められます。
そして常に場にはカードが8枚になるように山札がめくられます。
なので奥へ入っていくというより奥が近付いてくると言った方がいいかな。
初めてのプレイでは全然セットが作れず、つまり調理できず、なんだこのゲーム?って感じだったのですが、
コツが分かれば結構面白いです。
適当にきのこを採っていると、きのこの種類が多いうえに手札にできる枚数には上限があるので、ぜんぜんセットが作れずに終わってしまいます。
きのこは種類によって希少度がちがうので、残りのカードでセットが作れるか考えながら集めていかないといけません。
カゴを取れば手札枚数の上限が上がります。
バターや洋酒はきのこと一緒に調理すれば追加で点数がもらえます。
きのこを調理する代わりにきのこ2枚と杖を交換できます。
杖は通常入り口付近のきのこしか採れないところを杖を使うと使った分だけ森の奥のカードを採ることができます。
また、きのこは月夜に成長します。
というわけで、満月カードを引くと夜のきのこカードがもらえて、そこに描かれたきのこは通常の2枚分として扱えます。
ルールがすごく雰囲気に合っていていいと思います。
カードや箱のイラストも美しく、静かで少し肌寒そうなきのこの森の雰囲気満点です。

2015年6月



私の五つ星評価(★5つで満点)
総合評価★★★★☆
コンポーネント----質は良い。
ビジュアル----おしゃれで美しい。
初心者へのお勧め度★★★★☆
上級者へのお勧め度★★★★☆


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